掛け目

掛け目とは?額面のうち買い取られる割合の考え方

掛け目は額面のうち買い取られる割合を指します。今回確認した20社の公式ページでは記載を確認できませんでした。契約前に確かめる項目として整理します。

掛け目は、額面のうちいくらを買い取るかという割合です。手数料とは別の概念で、額面100万円に掛け目80%なら、買い取りの対象は80万円になります。

手数料とは別のもの

手数料は「差し引かれる費用」、掛け目は「買い取る範囲」です。両方が設定される取引では、受け取る金額は掛け目を適用したあとに手数料を引いた額になります。

額面から掛け目を適用して買取対象額を求め、そこから手数料を差し引いて受取額になるという3層を積み上げた図
図1:掛け目と手数料は、かかる順番が違う掛け目の一般的な考え方を整理した図。割合は各社の見積もりで確認する

20社の公式ページでは記載を確認できなかった

当サイトが掲載している20社の公式ページを確認した範囲では、掛け目の割合を公表している会社はありませんでした。記載がないことは「掛け目がない」という意味ではありません。見積もりや契約書で確認してください。

掛け目の有無、割合、残額の扱い、精算の時期という4項目を並べたチェックリスト
図3:見積もりで確かめる項目金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」(2026年8月18日確認)をもとに作成

残額の扱いを必ず確認する

掛け目がある取引では、買い取られなかった残額がどうなるのかが問題になります。売掛先から入金があった後に精算されるのか、まったく対象外なのかで、資金の見通しが変わります。

額面のうち買い取られる部分と残額を分け、残額の扱いを契約書で確認する必要があることを示した内訳表
図2:掛け目がある場合の、残額の行き先金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」(2026年8月18日確認)をもとに作成

残額の精算に「買い戻す」という言葉が出てきたら、契約の性質を確かめてください。金融庁は、売主が買い戻す、または売主自身の資金で支払うこととされている取引は、貸金業に該当するおそれがあるとしています。

各社の公表条件は会社の詳細ページで確認できます。

この記事の出典

手数料・条件・手続きは、下の一次情報で確認できた表記だけを載せています。 確認日以降に変更されている場合があるため、申込みの前に各社の公式ページで確かめてください。