悪い点は、費用の話だけではありません。ファクタリングを装った違法な貸付と、悪質な取立てという別種のリスクがあります。金融庁が注意喚起を出している領域です。
リスク1:ファクタリングを装った貸付
金融庁は、中小企業の経営者などを狙い、貸金業登録を受けていない者が、ファクタリングを装って、業として貸付け(債権担保貸付け)を行っている事案が確認されていると説明しています。
疑いのサインとして挙げられているのが、受け取る金銭(債権の買取代金)が、債権額に比べて著しく低額であるケースです。
リスク2:契約に負担が戻る条項が入る
契約書に債権譲渡契約(売買契約)と定められていても、集金できなかった場合に売主が買い戻す、または売主自身の資金で支払わなければならないこととされているものは、貸金業に該当するおそれがあるとされています。
売ったはずが、返す約束になっているという形です。契約書の該当箇所を確認してください。
リスク3:悪質な取立て
金融庁は、悪質な業者から業務の平穏を害するような取立てが行われるおそれがあるとして、被害については相談するよう促しています。
リスク4:費用が積み上がる
これは制度の問題ではなく、使い方の問題です。毎月くり返せば、そのたびに手数料が発生します。
避けるための確認
契約前に確認すれば、多くは避けられます。
相談先
金融庁は、ファクタリングを利用する事業者にも提供する事業者にも、少しでも心配な点があれば、法律の専門家である弁護士に相談するなど、違法な取引が行われないよう留意するよう促しています。
悪質業者の見分け方は安全性・トラブル、契約前の確認手順は利用前に知っておくことで扱います。
この記事の出典
手数料・条件・手続きは、下の一次情報で確認できた表記だけを載せています。 確認日以降に変更されている場合があるため、申込みの前に各社の公式ページで確かめてください。
- 金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」 金融庁 / 確認日 2026年8月18日
- 金融庁「金融庁からのお願い・注意喚起」 金融庁 / 確認日 2026年8月18日